ウッドデッキ事業への挑戦

サンゲツにとって、ウッドデッキは初めての新規事業でした。

「弊社として初となるウッドデッキプロジェクトが立ち上がったことが、システム導入の大きなきっかけです」と大滝さんは振り返ります。未知の領域での挑戦だからこそ、営業現場の効率化と正確性を担保する「自動積算システム」の構築が不可欠でした。

直面した課題

ウッドデッキという新商材の立ち上げには、様々な課題がありました。

「最大の課題は、新商材に不慣れな現場スタッフが、いかに拒否感を持たず前向きに見積もり業務を行える仕組みを作るか、という点でした」と大滝さんは語ります。

業務の属人化や現場スタッフへの負担を減らすためにも、視覚的で分かりやすい操作性と、場所を選ばず対応できる利便性を兼ね備えたシステムが必須でした。プロジェクト成功に向けた、最重要テーマだったのです。

導入前の状況

ウッドデッキの商品開発当初から、将来的な「自動積算の運用」を大前提として計画を進めていました。

しかし、システムが完成するまでの期間、システムの仕様や構造を深く理解している一部の専門スタッフが、すべての積算を手作業でカバーしている状態が続きました。開発と並行して「現場の負担軽減と仕組み化」が急務となっていたのです。

システム操作画面

システム選びの決め手

弊社にとって重要な新規事業だからこそ、システム選びに妥協はできませんでした。

複数の検討肢を検討する中で、KITecのシステムは業界内で広く認知されており、その実力と信頼性は周知の事実。比較検討の結果、最適なパートナーと判断いたしました。

社内での難しい決断

ただし、社内の合意形成は容易ではありませんでした。

「初期投資の予算規模が非常に大きかったため、社内での最終決断は難航を極めました。『この投資が事業にどう見合うのか』と、慎重な議論が何度も繰り返されました」と大滝さんは当時を思い出します。

しかし、弊社にとって絶対に失敗できない新規事業の立ち上げであり、業界で確固たる実績を持つKITecの安心感と品質に投資すべきだという結論に至りました。最後は事業成功を見据えた強い決断によって、導入へ踏み切ったのです。

導入プロセスでの一体感

導入から立ち上げまで、KITecとのコミュニケーションは非常に取りやすいものでした。

各ご担当者様は、常に前向きにどのような要望にも検討いただき、非常にやりやすく進めることができました。海外のご担当者様も非常に熱心に作業をしてくださり、垣根を越けた一体感を感じることができました

チーム全体が一つの目標に向かって進む、その実感が、プロジェクト成功の土台を作っていました。

今後への展開

ウッドデッキビジネスの立ち上げから約1年。システムの活用によって、作業の半分程度が自動化され、営業現場からは「これなしに戻れない」という声が上がっています。

大滝さんからのメッセージは力強いものです。

これまでの導入実績から見ても、KITecのシステムに依頼することは間違いありません。

今、サンゲツはこのシステムの活用をさらに広げ、より多くの案件での効率化と営業力の強化を目指しています。

新規事業の成功において、業界実績のあるパートナーへの信頼が、開発効率からチームの一体感、営業現場の満足度まで、すべてにつながることが見えてきます。